日経新聞 働く意味

少し前に掲載された日経新聞の「働くニホン」は僕もいろいろ考えさせられました。僕は仕事が好きです。好きなことを仕事にした、というものあるのですが、でも今日この立場になるまで20代のほぼすべての時間を費やしてきことも事実です。

今振り返れば膨大な時間の投資に対するリターンが今の仕事になっているとも言えます。20代の時間のほとんどを費やして手に入れたものは、自分の情熱を傾けて、何よりも仕事を通して自分を高められ、かつ世の中に貢献できるものであり、できれば最先端のものをやりたい、というものでした。働く意味というと、そんなに深く考えたことがなく、生きるために働くのはやめようと思っていたくらいです。最後はなんとかなるさ、という楽観主義でもありました。

人それぞれ働く意義(意味)は違うでしょう。価値観も違うし、年齢によっても変わるだろうし、結婚したり、子どもができたりするとまるっきり変わることもあると思います。

記事を読んで意味深いと思ったのは死の床についた経営者のほとんどが「もっと仕事をすればよかった」と思うことはなく、「もっと家族や自分のために時間を使いたかった」というのが大半を占める、ということです。

家族を抜きにして考えれば、一番いいのは自分のための時間=仕事の時間になることですね、、、。今のところ僕はその通りですが、いつかこの価値観が変わるときが来るのかしれないし、そうでもないのかもしれないと思うのでした。

みなさんはどう思いましたか。「働く意味」

SBI Robo 渡部薫