プロフィール情報の持ち歩き

自分のプロフィール情報とつながり情報に、サービスを跨いでアクセスする、という動きが始まりました。

が相ついで発表され、ネット上に移した自分の、足場となるデータの置き場所になろうと競っています。オープンにという掛け声とは逆に、より強い SNS の囲い込み競争にも見えます。

Google は自分の得意なオープンな戦場に、FacebookMySpace 内の膨大なつながり情報を引き出したいところでしょう。

この流れ、SNS 側としては、それなりのマーケティング費用を掛けて囲い込んだ個客ですから、流出と捉えるか、ネットワークの拡大のチャンスと捉えるかで、大きく結果が変わってくるでしょう。場の性質によって、判断も分かれると思います。

ネット上に移した自分の、色々な情報活動、経済活動など (デジタル資産) は、誰かに囲われているという構造ではなく、自分で完全に制御できるものを、ネット上の安全なところに置いている、という構造が正しいと思うのですが、いかがでしょうかね。

森田