アップルとグーグル
小川 浩×林 信行 著の「アップルとグーグル」が届きました。前評判と、Amazon.co.jp からのメールにて「とりあえず買っておく」と思った書籍です。インプレスの企画サイトはこちら。
次は、アップルとグーグルが、携帯電話にどんな衝撃をもたらすのかが楽しみです。おそらく、多くの人が身近に影響を感じるのは、携帯電話というサービスプラットフォームだと思うからです。PC はもうウェブの向こう側に行っていますが、PC は使わない人は本当に使わないですからね。
電話、メール、場所がわかって、おサイフになって、という社会インフラ(ハードウェア)としての携帯電話は、次の段階では、それを活用したサービス(ソフトウェア)が中心となってきます。現行の一社で閉じたサービスから、サービスプロバイダの垣根を越えた位置サービスや、もう少し Person to Person なおサイフの使い方は考えられますが、そのとき、その土台に実質的に誰が居るのか?PC で恐ろしい速さで土台を定義していったグーグルは、その可能性が高い一社です。
- アップルとグーグル
- ISBN978-4-8443-2556-7
森田::