世界アウトソーシング市場、2008年は8.1%成長の見通し

ITmediaによると

米調査会社のGartnerは世界のアウトソーシング市場は堅調な成長を続けており、2008年の成長率は8.1%という予測を発表した。

日本でも多くの企業がアウトソーシングを活用しているのではないだろうか?

ただし、この米調査会社のGartnerでは、以下のような指摘もしている。
アウトソーシング契約を行う組織の調達部門が堅固でも、ITアウトソーシング戦略や管理構造は
未熟で統一性を欠き、企業方針に沿っていない場合が多い」
こうした現状は、極端なケースであると、管理や信頼関係が欠如しているために、アウトソーシングの契約自体が失敗してしまっているケースもあるようである。

そうした背景もあるのか、企業の中にはコスト削減を目的として、アウトソーシングを活用すること
よりも、自社のビジネスニーズを満たすことを重要視している企業も存在している。
ヨーロッパでは2007年、ビジネスニーズを満たすため海外の企業と契約を結んでおり、特に
インド系業者が欧州では年率約60%、米国では同約40%で成長している。

アウトソーシング先は、既に重要なビジネスパートナーとしての役割が求められている。
しかし、アウトソーシング先の情報よりも自社内での管理機能の成長をさせる必要が求められる
時代になってきたということであろうか?

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/10/news021.html

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