商品の操作デザイン

サービスを作る際、

  • 使う人がどういう操作を行うか

というところを始点に、

  • 操作デザイン
  • 機能デザイン

を行うことになります。

「操作デザイン」と「機能デザイン」は、デザイナーと機能設計者の双方が意識して進めていくことにより、最終的に「分りやすい」商品になっていきます。

機能設計者は、とかく○○機能を実現するためには、という視点に陥りがちで、なお且つ機能を詰め込みたくなります。そこで、現在作っているウェブサービスでは、操作デザインを意識するために、ペーパープロトタイピングに似た手法を試みてみました。

用意するのは、

  • 模造紙
  • マーカー

だけで、パッと見で操作説明が不要になるところまで、画面要素を見直し、ユースケースも再検討していきます。

一通り検討した画面要素を、デザイナーに整理してもらいます。一緒に仕事をしているデザイナーは非常に優秀で、設計者が挙げた画面要素を操作しやすいデザインにまとめ上げてくれます。

最近感じるのは、操作デザインが最終的な機能デザインを決める、ということです。この「どうやって使うのか」というというところに、少し時間を掛けると、機能の割り切り(納得)ができますので、開発全体の見通しもよくなります。

森田::