日本市場でもGoogleがヤフーを急追

ソース元:ルグラン

情報リテラシーが高い人ほどGoogleを使うというのはわかっていたことですが、数字でも確実に表れてきているんですね。Yahoo!のPVの半分以上がオークションとYahoo!メールというのは周知の事実ですが、検索シェアは検索連動型広告の収益にもつながりますので今後の対策が見ものですね。日本ではPCだけでなくモバイルの戦いもありますのでどちらがドコモユーザを取れるかがひとつの鍵になるかもしれません。

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昨日、米国の調査会社comScore社が、検索市場データの調査ツールqSearch2.0 の日本市場投入を発表すると共に、日本におけるGoogleとヤフーの検索シェアに関する調査結果も発表されました。

それによりますと、今年7月のヤフーの市場シェアは50%を割り込み、47.4%(前年同月は65.9%)と大きくシェアを落としたのに対し、Googleは35.0%(同27.8%)とシェアを伸ばしていることが明らかとなりました。

ちなみに、この1年間で、日本のおける総検索回数は21.9%増加しましたが、一方でヤフーにおける検索回数は12.4%減少しています。これまで、一般的に、ヤフーは女性ユーザーやネット初心者の支持が高いと言われてきたのに対し、Googleはクロウト好み、といったことが言われてきましたがGoogleのシェア伸長は、日本のネットユーザーの「習熟度」が上がってきたことを意味するのでしょうか?今後の動向に注目です。

comScore社リリース(英語)】
http://www.comscore.com/press/release.asp?press=1642