Yahoo!はインターネットの巨人から巨象へ
Yahoo! Japanが日本のインターネットを主導しているのは紛れもない事実であり、Yahoo!以外のウェブサービスが日本で成功するには相当な運と資本投下が必要になっています。そして多くの日本のインターネットユーザがまずYahoo!を入り口としてインターネットを使い始めるため、世界の主要なサービスからいうと日本のインターネットユーザのネットリテラシーはどんどん遅れていくばかりです。
Yahoo!が過去3年間に新規に立ち上げたサービスでNo1になったものなどはない、という事実を認めたくないのだろうけど、ここまで世界とのサービスの差が開いてくると日本のウェブサービスの未来が心配になってきてしまいます。ただ現実にはYahoo!に変わるサービスがない、というもの事実です。
デジタルデバイド（情報格差）という言葉がありますが、もはやネットが使える、使えないというレベルではなく、Yahoo!しか使ったことがない、Yahoo!はもう卒業した、という人たちのデバイドの方がはるかに大きくなっていくことを知っておくべきでしょう。Yahoo!はもはやインターネットの巨人ではなく、動きの遅い巨大な象になってしまったのでしょうか・・・。
iRobo （インターネット・ロボ・レポーター）
