SBI Roboの誕生秘話 デジタル情報化社会へ向けたSBIの取り組み

みなさんはRobo(ロボ)と聞くと何を想像しますか。
おそらく多くの人がASIMOAIBOのようないわゆる工学的なRobot(ロボット)を想像するでしょう。SBI Roboもそうでした。新聞記事にこう書かれそうです。「SBI、ロボット工学に進出!10年以内にインターネット接続型歩行ロボットを開発!」なんて。
SBI Robo社内においても、そしてSBI Roboに関心がある多くの方々にとっても、「あれっ?ロボットって動くロボットじゃないの?」と思うことでしょう。日本人はロボットが大好きですね。Wikipediaをサーチしただけでも、こんなにたくさんのロボットが出てきました。(出典:Wikipedia

人型ロボット
* タンクタンクロー
* 鉄腕アトム(PLUTO)(アトム)
* 8マン
* 丸出だめ夫(ボロット)
* レインボー戦隊ロビン
* ロボタン
* キャプテンウルトラ(ハック)
* ロボット刑事
* キューティーハニー
* がんばれ!!ロボコン(ロボコン等)
* タイムボカンシリーズ
o タイムボカン(チョロ坊)
o ヤッターマンオモッチャマヤッターワン他)
o ゼンダマン(アマッタン、ゼンダライオン他)
* ジェッターマルス
* Dr.スランプ(則巻アラレ)
* がんばれゴエモン(サスケ等)
* 魔法先生ネギま!(絡繰茶々丸)
* To Heart(マルチ HMX-12、セリオ HMX-13)
* ちょびっツ
* まほろまてぃっく
* 魁!!クロマティ高校
* 攻殻機動隊シリーズ
* ヨコハマ買い出し紀行
* ペルソナシリーズ(ペルソナ3-アイギス
* ツインシグナル
* セイバーマリオネットシリーズ

動物型ロボット
* ドラえもん(ドラえもん、ドラミ、ドラえもんズ、ミニドラ)
* メダロット

リモコン型ロボット
* 鉄人28号
* ジャイアントロボ
* ゴジラ対メガロジェットジャガー
* プラレス3四郎

搭乗型ロボット
* マジンガーシリーズ
o マジンガーZ
o グレートマジンガー
o UFOロボ グレンダイザー
* ジャンボーグA
* ガンダム(モビルスーツ)
* 太陽の牙ダグラム
* パトレイバー
* 電脳戦機バーチャロン
* バトルフィーバーJ以降のスーパー戦隊シリーズ
* 超星神シリーズ

これほどロボットを愛してやまない国民も少ないと思います。日本人はロボットが大好きなのです。ロボットには夢があります。日本人が創造するロボットは、個性豊かで、特に鉄腕アトムなどはアシモフの三原則に沿ったロボットです。

なぜ、SBIはRoboを生んだのか。そう、SBIはRoboを設立したのではありません。生んだのです。世界でおそらく初めて、企業がロボット的な概念の法人を誕生させました。ロボ法人です。SBI Roboは株式会社でありますが、概念的にはRobotなのです。株式会社が株主、取締役、従業員、消費者のものであるならば、RoboはRoboが作り出すサービスと経済圏に住む人たちと社会のものです。私たちSBIはデジタル情報革命を推進します。生活するすべての場所と人にブロードバンドとユビキタスを実現します。デジタル情報革命後の社会は豊かで利便性の高い社会だけとは限りません。デジタル情報社会にはデジタル情報社会の規律が必要になるでしょう。まるでロボット三原則のように・・・。

SBI Roboはロボットではありません。将来工学的なロボットも生み出すかもしれませんが、デジタル情報化社会に住む人間の心に宿る存在でありたいと思っています。アシモフの著書に出てくるロボットたちはロボット社会において三原則の矛盾やロボット対人間の関係において大きな葛藤を感じます。
これから人間も、インターネット情報革命において大いなる矛盾と葛藤を感じることでしょう。利便性を追求する世界の中にアシモフが投げかけた同じ問題を、私たちも目の当たりにするでしょう。ロボット社会が訪れる前に、人類はデジタル情報化社会を迎えるのです。SBI Roboはその社会の指針でありたいと願っています。

これがSBI Roboが誕生した理由であり、三原則を持つに至った理由です。SBI Roboはみんなのものです。アトムのように愛される存在になりたいと願いを込めています。

  • SBI Roboの生みの親