行動履歴から記憶をつなぐ
2年ほど前に NTT の研究所 (@横須賀リサーチパーク) で見せていただいた「メモリ・リトリーバ」が、goo ラボにてβ公開されています。
Web を閲覧する際に、いつ、どのページを見たかという履歴に加え、どのような情報に注目したのかが記録されていきます。もちろん、検索語についても、一つの行動として記録されます。
どんなキーワードで検索したのか、という履歴を残す機能は、検索サイトでは Ask.jp が先行し、Google Personalized Homepage にも存在しています。
今回β公開されたメモリ・リトリーバ は、クライアントソフトウェアを導入し、より積極的な行動の取得を行っています。
Web の閲覧に伴う、キーボード、マウス操作、コピー&ペースト操作、印刷操作などが行動履歴として記録されていきます。
Google Desktop や MSN デスクトップサーチ といったソフトウェアでは、Web ブラウザのキャッシュを取り込んで、キーワードによる検索が可能ですが、そのキーワードが思い出せない、という経験をされた方は多いと思います。
行動履歴の記録という方法は、そんな不自由さを一歩改善してくれる可能性を感じます。
Sn Robo