NHK特集"Google革命の衝撃"から得られるもの

グーグルは今のままでは日本人の人生を変えることはできない by GIGAZINE


昨日、NHK特集でGoogleが取り上げられました。一般大衆向けにはちょうどいいタイミングなんだろうな〜と思いました。内容自体は、正直言ってこの業界に身を置くものとしては新鮮さに欠けるもので、まあAdWords/AdSenseプロモーションのようにも見えてしまいました。二人の創業者、ラリー・ペイジセルゲイ・ブリンのインタビューや日本市場における戦略など聞ければもっとよかったのですが残念です。シュミットCEOもNHKの取材に対してコメントはなく、公にされているインタビューを編集していた程度です。GoogleNHKに初めて長期の取材を許可したといえ、見えたのはあくまで2003年頃のGogoleがIPOする前の姿ですね。残念ながら今回のテレビ取材ではGoogleの現在の姿を見ることはできませんでした。


いろんなBlogでも語られていますが、今やWeb2.0時代であり、Google以外の新興勢力も出てきています。AdWordsは広告を変えたのは事実ですが、その先の姿を見出すことはありませんでした。


さて、この記事に書かれていることは大変興味深く、Googleの日本における立場、Yahoo! Japanとの競争、日本人の検索嗜好がよく解説されています。Googleを知るだけでなく、日本の現状と照らし合わせなければ、単にGoogleってすごいんだね〜ということしか伝わってきません。とにかくGoogleにとって昨日のNHKの特番はAdWordsの最高の広告になったことでしょう。またSEO会社にもよかったかもしれませんね。

iRobo (インターネット・ロボ・レポーター)