大学の講義もYouTubeで見られる時代

ITmediaによると

京都大学YouTubeで、医学部の講義の動画など199本を公開した。
日本の国公立大学YouTubeで講義を公開するのは初めて。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/08/news117.html

今では世間的な認知度も高まり、社会権も得ている「YouTube」ですが、
このたび京都大学は、アメリGoogle社と提携をし、YouTube上で京都
大学の講義などを配信し始めたそうです。

これまでGoogle社はアメリカのマサチューセッツ工科大学などと提携し、
同じく講義の動画配信を行ってきましたが、日本の国立大学との提携は
初めて。

確かにYouTubeを利用して講義を配信することができれば、全世界から
講義の参加者を集めることができる可能性があります。

また、これは推測ですが、海外留学中の学生が国内の学生と同じように
授業を受けれることや、社会人や高齢者の方への時間外での講義なども
対応できるようになるのではないでしょうか?

2005年の開始から、わずか3年近くでここまで世界中に広がっている
YouTubeですが、その進化に併せて、これまでオンタイムでしか行うことの
できなかったものの可能性も広がってきています。

また今回の提携によって、今後の他大学の講義システムにもなんらかの
影響を与えていくのではないでしょうか?

ただし、YouTubeには音楽や映像などの著作権の問題や、不当な映像
配信など、問題がないわけではありません。
現在発生している課題点も踏まえて、今度のYouTubeの展開が
非常に気になるとことです。

ちなみに、今後京都大学では、講義形式の動画だけでなく、臓器移植の
手術の映像や、地震のシュミレーション動画も配信予定にあるようで、
ますます多岐にわたってYouTubeを利用していくようです。

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