後期高齢者医療制度スタート

昨日4月1日から後期高齢者医療制度がスタートしました。
同制度は、後期高齢者(75歳以上)の方の保険料が値上げし、年金から強制的に差し引かれるというものです。

今テレビでは大きく問題視され、年金でしか収入のない老人の暮らしなどが特集されています。
「年金も少なく、毎月ギリギリの金額で生活しているのに...」
というコメントを聞くと、いたたまれない気持ちになります。
こういった例はまれでなく、多くのお年寄りがダメージを受けているはずでしょう。

厚労省
「医療費の増加の痛みを感じ取ってもらうもの」
という発言をしていますが、
このようなナンセンスな思考には驚かされます。

自分の祖父は今年で92歳になるのですが、
「こんな動けない歳になっても、たんまり税金や保険料が持っていかれてるよ」
と笑って話していましたが、
よくよく考えてみれば、
「十分なサービスを与えているだろ」と言って、無理繰り税を徴収する
悪代官的な社会システムに思えて仕方ありません。

せめて社会的に弱い立場の人を守る社会制度であって欲しいと思うのは、
自分だけでないはず...。

BM