【SBI Cyber MEGACITY】4.Second Lifeに出張する

今日は少し違った話をしたいと思います。


 先日Second Lifeついて議論しているときにある社員が「Second Lifeに1ヶ月ほど住
んでみます」と発言しました。僕も軽く、「じゃあ、1ヶ月ほど住んできて」と答えた
のですが、そのとき会社のCEOとして社員にある場所に住んでもらうということはそれ
はある意味駐在や出張に当たるのではないか、と思いました。そこで考え方を改め、
現実的に1ヶ月も住まわれると業務に支障が出るので、出張なら認めよう、ということ
にしました。


 出張という考え方が変わる日が来るかもしれない。

 企業の出張規定によれば、出張とは社員が国内または海外に業務上出向くことで、
交通費や宿泊費、経費、その他手当てが支払われます。

◆出典 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E5%BC%B5

 さて、現在世界中の企業で仮想世界への出張を認めている企業があるでしょうか。
探せばあるかもしれませんがおそらくないでしょう。早速法務に確認してみたのです
が、前例がない、ということで難色を示されてしまいました。

 とにかく本当の意味で会社の出張規定を改定するには時間がかかるようなのですが、
Roboとしては(ギャグの一環だとしても)気持ち的にSecond Lifeへの出張ということ
を認めることにしました。Roboの社員が業務上でSecond Lifeに行って、経費を使う場
合は出張経費扱いとしたいと思っています。

 ん、、、交通費や宿泊費、その他もろもろはリンデンドル清算して、あとで円換
算しないといけないな〜とかまるで海外出張並みですが、数時間で一旦こちらに戻っ
てこれるので出張申請は1時間単位で、ということにしました。あくまで社内のみ通用
するルールとしてやってみようと思います。

 東京0区もそんな風に人々のワークスタイルや会社の規定、ルールに影響を及ぼす
ようなサービスに仕上げていきたいと思っています。


SBI Cyber MEGACITY プロジェクト
SBI Robo代表取締役兼CEO 渡部 薫

■SBI Cyber MEGACITY バックナンバー

1.東京湾に東京0区構想-SBIの仮想世界 Cyber MEGACITY

2.目の前にある仮想世界-Google Earth

3.人間のデジタル化